WCAG 2.1 勉強会(後半)のお知らせ (12月22日(水曜日))

お知らせ

WCAG 2.1 のウェブアクセシビリティ検査へのニーズが高まりつつあります。日本ではJIS X 8341-3:2016 すなわち WCAG 2.0 への対応までが殆どですが、ワールドワイドで活動している企業においては、SDGs/ESGの観点から、あるいは国の法律や規制、業界団体が求めるガイドライン等に対応するために、WCAG 2.1 で検査する必要が生じてきているからです。

そこで今回のセミナーでは、WCAG 2.1 の検査をすでに提供している検査機関として、新しく追加された達成基準について、その意図と要求事項について解説させていただきます。やや制作者向けでは有りますが、追加された意図など基本的なことについてもご説明しますので、Webの管理・運用に携わる方、広報部門の方などにも有益な情報が提供できるのではないかと思います。

なお、追加された達成基準はレベルAおよびAAで12と多くあるため、今回は、前回に続いて次の6項目について解説いたします。

  • 2.1.4 文字キーのショートカット (A)
  • 2.5.1 ポインタのジェスチャ (A)
  • 2.5.2 ポインタのキャンセル (A)
  • 2.5.3 名前(name)のラベル (A)
  • 2.5.4 動きによる起動 (A)
  • 4.1.3 ステータスメッセージ (AA)

この中では、2.5.1の「ポインタのジェスチャ」がとてもWCAG 2.1 らしい内容になっています。Webではあまり該当することはありませんが、スマートフォンアプリでは、これを知らずに設計すると大変な目にあう可能性があります。早めに内容を理解し、対応を進めることが必要と思います。

御時間が合うようでしたら、是非、ご参加ください。

WCAG 2.1 勉強会(後半)の要領

項目内容
開催日時昼の部 2021年12月22日(水曜日) 16:00〜17:00 (1時間)
夜の部 2021年12月22日(水曜日) 19:30〜20:30 (1時間) (内容に違いはありません)
形式オンライン (Zoom)
申込方法受付終了   (メールいただければ適宜ご案内します siizuka@infocreate.co.jp)
費用無料
制限同業者でも学生でもどなたでも気軽に参加ください。
説明する人株式会社インフォ・クリエイツ  アクセシビリティ事業本部長、検査部長 飯塚 慎司
経歴音声ブラウザの普及活動
アクセシビリティチェックツールの企画・開発
アクセシビリティ指針の普及活動、JIS X 8341-3 シリーズなど標準化の活動
アクセシビリティ試験(検査)の提供
その他1名でも参加者がいらっしゃれば、必ず実施します。

よろしくお願いいたします。

2021年12月8日