国土地理院のハザードマップポータルサイトにテキスト表示

雑記

 

アクセシビリティがなぜ大事か、と言われれば、「誰もが情報を取得できるようにするため」と答えたりしますが、何といっても災害に関する情報の取得の重要度は他の情報に比べても最も高いと言えるかと思います。

 

ウェブページの情報取得の良いところは「自分のペースで聞き取れること」というのがあります。例えばどれだけ重要な情報でも何十、何百とある地域や建物の情報を早口でテレビやラジオで言われても聞き逃す可能がありますし、一度聞き逃してしまうと次に同じ情報が来るのはいつになるかわかりません。天気予報も、一瞬気が反れたタイミングで自分の居住区の情報が読まれてしまって、情報を取得できないことがあります。

 

さて、国土地理院のハザードマップポータルサイトがリニューアルし、「住所入力や現在値検索をするだけでその地点の災害リスクや災害時にとるべき行動が文字で表示される」機能が実装されました。

 

国土地理院「ハザードマップポータルサイト」へのリンク

 

使ってみると、例えば表示されるテキストへの移動がスムーズではないと感じましたが、

これは「災害のリスクを調べる」ためのサイトで緊急情報を知らせるためのページではなく、

「事前に調べておきましょう」というページなのであれば、操作性は上がったのかもしれないな、という印象です。

 

2023年の5月は大きな地震が複数回ありました。

一度、使い勝手を試すのも兼ねて調べておいてみてはいかがでしょうか。