アクセシビリティと壊れにくさ

雑記

ウェブアクセシビリティの項目には「堅ろう」というものがあります。
簡単に言うと、「HTMLの仕様通りに書かれているか」というものになります。
最近の大手のブラウザは多少ソースコードが間違って書かれたり、技術が進歩しても、きれいに表示してくれます。しかしユーザーの少ない特殊なブラウザは新しい機能などに対応していないことがあります。そこでこの「堅ろう」の項目で、常にきちんと正しい表示がされるようにする、といったものです。

この部分が、フロントエンド(Webブラウザで表示される部分)のテストから光を浴びています。

 

紹介記事(ログミーTech:「フロントエンドのテストは“不安定さ・壊れやすさ”との戦い」 和田卓人×倉見洋輔×古川陽介が語る、アクセシビリティの重要性)(別ウィンドウで開く)

 

記事によると、フロントエンドのテストでの環境の変化に対してどうやって影響されにくいテストコードを書くのかが大事と書かれています。そしてアクセシビリティの高い画面は壊れにくいテストがかけるようになってきているとあります。

つまりアクセシビリティに対応されたサイトは壊れにくいサイト(技術の進歩があっても表示が崩れないサイト)になるということです。開発の速さ、安定さにも影響されるということで、アクセシビリティが制作会社の皆様にも知見が広がっていき、「急がば回れ」でどんどん対応していいくサイトが増えていってくれればと思います。