障害者専用のテレワーク施設
コロナが2020年に広まり、テレワークは急速に拡大し、急速に縮小しています。2023年7月段階ではテレワークの実地割合は22%になっているようです(株式会社パーソル総合研究所調べ)。
テレワークの悩みに「コミュニケーションが取りにくい」というのが、よく言われていますが、いざというときに周りに人がいるというのはやはり安心出来るものです。でもテレワークのよさもありと一長一短あるわけです。
特になにかしらの障害があると、一長も一短も大きくなります。
人がいる安心感とテレワークの良さを兼ね備えた施設が新しくできたようです。
障害者専用のテレワークオフィス「Beyond Office Kokura(ビヨンド・オフィス・コクラ)」が開設されたようで、支援員が常駐して体調管理などのサポート、企業との仲介などもしてくれるそうです。
今までも就労継続支援サービスを展開している団体は数多くありますが、テレワークへの対応がまだ進んでいなかったり、今まで会社に通っていたけどテレワークで一日ひとりぼっちという方も増えている中で、こういった場所が増えると安心して業務に取り組めるのではないでしょうか。
会社側も会社のシステムを整える等、インフラコストがかかるかもしれませんが、テレワークの労働環境は就労者にとっては魅力のある環境といえます。またまだ才覚がありながら就労に至ってない障害者を雇用できるように、イントラネット(社内システム)のアクセシビリティ化も一緒に進めてみてはいかがでしょうか。