WebメールサービスGmaiで画像に代替テキストをつける

技術コラム

Gmailはブラウザさえあれば利用できますから、ちょっとした時に便利で私もたまに使用しています。基本的にはテキストメールしか送らないのですが、たまに画像など貼り付ける場合もあります。そんなとき、Gmailが提供しているWysiWigエディターでは代替テキストを設定することができません。Gmailでできるのサイズを調整することくらいです。

Gmail WysiWig Editor

こんなときは、Googleドキュメントを開いて、そこに画像を貼り付けます。続いて、貼り付けた画像上で右クリックすると代替テキストの設定画面へのコンテキストメニューが現れます。

画像の上で右クリック、メニュー項目「代替テキスト」を含むコンテキストメニューが表示される

あとは簡単です。この代替テキスト設定済み画像をGmailのエディターにCopy&Pasteして貼り付けるだけです。これで代替テキストの付きのソースコードを含んだまま画像が貼り付けられます。

Googleドキュメントでなくとも、HTMLエディターであれば同様のことは可能なはずです。利用者の多いと思われるマイクロソフトワード については、デフォルトですとソースコード中に不要な要素が多く、GoogleのWysiWigエディターにはうまく貼り付けることができないようです。(ワードの設定でできるようになる可能性はありますが、試していません)

Gmailでは署名を管理する機能を提供しています。署名でも同様に他のエディターやあるいはWebページからそのまま貼り付けることで、代替テキスト付き画像を貼り付けた署名を作成することができまです。

Gmailには便利なプラグインが多数提供されています。ソースを直接編集可能にするエディターのプラグインなどもあるようです。そうしたものを使ってももちろん代替テキストの設定はできるようになるはずです。とはいえ、システム部門の方針でプラグインを自由に追加できない場合もあるでしょうから、上記の方法は覚えておくと良いと思います。

2021年8月7日