交通アクセシビリティ・アプリを提供するTransreportが日本にも展開すると発表しています。
障害者や高齢者が電車で移動するためのサポートのマッチングアプリで、解除のリクエストや駅員へ予約の連絡などが行えるようです。
日本でも実証実験は済んでおり、時折移動の不便さなどが話題にあがりますが、活動範囲を広くするのに一役買ってくれるのではないでしょうか。
交通アクセシビリティ・アプリを提供するTransreportが日本にも展開すると発表しています。
障害者や高齢者が電車で移動するためのサポートのマッチングアプリで、解除のリクエストや駅員へ予約の連絡などが行えるようです。
日本でも実証実験は済んでおり、時折移動の不便さなどが話題にあがりますが、活動範囲を広くするのに一役買ってくれるのではないでしょうか。
Sonyと言えばおそらく知らぬ人がいないほどの会社です。
アクセシビリティにも注力をしており、ウェブサイトはもちろん、製品にもその姿勢が伺えます。
2023年の年明けにアクセシビリティコントローラーキット「Project Leonardo(プロジェクト レオナルド)」を発表しました。詳細はこちら(別ウィンドウで開きます)。
PS5というゲーム機のコントローラーの開発プロジェクトですが、障害をもつプレーヤーが簡単、快適にゲームを楽しめることを目標としており、ボタンやスティックの付け替えが可能なようで、主に身体障害のプレーヤーに対して操作性の向上があるのではないかと思います。
さすがだな、と感心したのは3.5 mm AUXポートを備えており、他社のツールにもこのコントローラーが使えるということです。もしかしたら、このツールでスマートフォン、パソコンはもちろん、電動車いすの移動なども行える日が来るかもしれません。ゲームのコントローラーですが、その汎用性を理解し、機能を実装するあたり、アクセシビリティへの意識の高いSonyグループらしい素晴らしい対応だと思います。
デジタル庁が「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」を無償公開しました。規格などに関してもページを割いており、最初に読むのに適した内容であると思います。ページリンクはこちら。別ウィンドウで開きます。
ただ、実際の指摘内容が適合レベルAに対してのものが多いので、「みんなの公共サイト運用ガイドライン」に対応しようとすると情報としては今一歩足りない部分がありますので、ほかの資料の活用も考える必要があると思います。
また「オーバーレイ」や「文字サイズの変更、読み上げプラグイン」は非推奨(「よく検討して導入すべきこと」)となっています。確かにこれらの機能でアクセシビリティに対応できると考えることはできませんが、支援ツールに頼る前段階の方にとっては有用なツールということもあるので、そういった説明も加わるとより良いのかなと思いました。
しかしながら、わかりやすい資料でありますので、「何をすればいいのだろう?」と思われた方は、一度読んでみてはいかがでしょうか?
「アクセシビリティは人間の権利だ」は、AppleのCEOティム・クックのツイートです。
Apple製品のアクセシビリティへの対応は目を見張るものがあります。
そんなAppleがApple製品(パソコン、iPhone、スマートウォッチ)でアクセシビリティ機能を利用している人たちの動画を作成しました。動画はこちら(別ウィンドウでYouTubeの「The Greatest」に移動します)
身体に障害ある人は音声でスマートフォンや、スマートフォンを介して電子機器の操作、弱視(全盲)の方は認識機能や拡大機能を使って操作や移動(ドアの検出という機能があります)、知的障害の方は読み上げ機能や操作の簡易化、聴覚障害の方は赤ちゃんの泣き声をスマートウォッチで知ることができています。
もはや生活の一部であり、本当に生活に欠かせないものになっていますね。
北海道放送でアクセシビリティツールの特集がされていましたので紹介します(https://www.hbc.co.jp/news/91fad55ff37275ce77227c8122d31839.html)。
全盲の方が「スクリーンリーダー」を使っているのは皆さんもご存じだと思いますが、身体障害をお持ちの方がどんなツールを使っているのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
あごや舌でスティックを動かすのは以前からありましたが、視線や呼吸でも操作ができるツールもあります。
ツールの普及により、より活躍できる場が増えて増えていってくれればと思います。
InnoJin株式会社、住友商事株式会社、イマクリエイト株式会社は、VRを使った小児弱視患者向けのアプリを開発しているそうです。
VR上に左右の目に別々の映像を流すことで、弱視の目を使わせることで発達を促す…というもののようです。子供たちはVR上のけん玉で遊びながら治療に励むことができるようです。
承認に向けて動いているようです。こういった技術が増え、ウェブサイトを見るアクセシビリティの技術と融合して、自然と機能が回復していくようなガジェットが増えていくとよいですね。
2022年9月にWindows11のアップデートがなされました。すでにアップデートされた方も多いのではないでしょうか?
アクセシビリティの話題として何かないかな、と探すと日本のアップデートにはありませんが2つあるようです。
ひとつは「VoiceAccess」。マイクの音声でWindowsの操作が行えるようです。最近の音声入力の発達は著しく、文字入力だけでなく操作まで…!と驚いています。操作ができるとしてリリースされているので、どこまで対応できるのか楽しみです。
もう一つがリアルタイムでキャプションをつける「Live Captions」。Web会議が主流となりつつある今、リアルタイムでキャプションをつけるのは必要不可欠な機能かもしれません。
音声をWindowsに認識させる機能に特化した今回のWindowsのアクセシビリティのアップデート。これからも楽しみです。
ウェブアクセシビリティの基本となる WCAG 2.0 について、今、ウェブアクセシビリティの改善活動をされている方を対象に、具体的な改善方法など技術的な内容の勉強会を提供いたします。WAI-ARIAについても一部触れますので少し難しく感じる箇所もあるかもしれませんが、全体としては、代替テキストの付け方から始まり、初歩的な内容となる予定です。
後半となる今回は、4原則のうち 操作可能、理解可能、堅牢性を対象とする予定です。
御時間が合いましたら、ぜひ、ご参加ください。
項目 | 内容 |
---|---|
開催日時 | 昼の部 2022年6月8日(水曜日) 16:00〜17:00 (1時間) 夜の部 2022年6月8日(水曜日) 19:30〜20:30 (1時間) (昼と夜で内容に違いはありません) |
形式 | オンライン (Zoom) |
申込方法 | 申し込みフォームはこちら Zoomアドレスは返信メールに含まれます。 |
費用 | 無料 |
制限 | 同業者でも学生でもどなたでも気軽に参加ください。 |
説明する人 | 昼の部:株式会社インフォ・クリエイツ 検査部 検査責任者 鴻上 正紀 夜の部:株式会社インフォ・クリエイツ アクセシビリティ事業本部長、検査部長 飯塚 慎司 |
経歴 | 音声ブラウザの普及活動 アクセシビリティチェックツールの企画・開発 アクセシビリティ指針の普及活動、JIS X 8341-3 シリーズなど標準化の活動 アクセシビリティ試験(検査)の提供 |
その他 | 1名でも参加者がいらっしゃれば、必ず実施します。 |
よろしくお願いいたします。
ウェブアクセシビリティの基本となる WCAG 2.0 について、今、ウェブアクセシビリティの改善活動をされている方を対象に、具体的な改善方法など技術的な内容の勉強会を提供いたします。WAI-ARIAについても一部触れますので少し難しく感じる箇所もあるかもしれませんが、全体としては、代替テキストの付け方から始まり、初歩的な内容となる予定です。
前半となる今回は、4原則のうち 知覚可能と操作可能の一部を対象とする予定です。操作可能の残りと、理解可能、堅牢については 6月8日(水)の後半で提供する予定です。
御時間が合いましたら、ぜひ、ご参加ください。
項目 | 内容 |
---|---|
開催日時 | 昼の部 2022年5月25日(水曜日) 16:00〜17:00 (1時間) 夜の部 2022年5月25日(水曜日) 19:30〜20:30 (1時間) (昼と夜で内容に違いはありません) |
形式 | オンライン (Zoom) |
申込方法 | 申し込みフォームはこちら |
費用 | 無料 |
制限 | 同業者でも学生でもどなたでも気軽に参加ください。 |
説明する人 | 株式会社インフォ・クリエイツ アクセシビリティ事業本部長、検査部長 飯塚 慎司 |
経歴 | 音声ブラウザの普及活動 アクセシビリティチェックツールの企画・開発 アクセシビリティ指針の普及活動、JIS X 8341-3 シリーズなど標準化の活動 アクセシビリティ試験(検査)の提供 |
その他 | 1名でも参加者がいらっしゃれば、必ず実施します。 |
よろしくお願いいたします。